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舞鶴初の市民演劇サークル初公演 成長に意欲
京都府舞鶴市で初の市民演劇サークル「谺(やまびこ)」がこのほど、本格的な活動を開始した。高校生から60歳代までのメンバー20人は「来年度には大ホールで本格的な公演を」と練習に熱を入れている。「谺」は1月、市内の有志が口コミやチラシなどで参加を募り、立ち上げた。福知山演劇サークル「わっぱ」の日比野修三代表からアドバイスを受けながら、練習を重ねている。16日には初めての公演を障害者福祉施設「こひつじの苑舞鶴」(舞鶴市安岡)で催した。20分ほどの演劇「たけのこ」をコミカルに熱演し、観客から大きな拍手が送られた。「私たちの発信するものが、お客さんとの間で響きあうようにと名付けた」と代表の粕谷美枝子さん(61)=同市市場=は話し、「福知山や綾部でも公演できるような団体になりたい」と意欲を燃やしている。